世界女子カーリング選手権札幌大会2015

カーリングの認知度?

今では「カーリング」って聞いたときに、どんなスポーツであるかわからない
人は少ないでしょう?

 

オリンピックや国際試合のテレビ中継もありますから、たとえ「直接見る、
あるいは自分自身競技の経験がない」場合も、カーリング競技のイメージは
湧くと思います。
興味が湧いて競技中継を見ているだけでも、なんとなくルールは解かってく
るものですよね。「熱心なカーリングサポーター」も実は多いのではないで
しょうか?

 

比較的「新しいスポーツ」の感が強いカーリングが、実はかなり昔からあった
ようです。中世ヨーロッパの高名な画家ブリューゲルの絵画にも描かれている
くらいですから、500年前には行われていたということですね。その割には知
られるようになってまだ日が浅いと思いますが・・・。

 

日本では長野オリンピックの競技種目であったことと、その後のトリノオリン
ピックで「チーム青森」が健闘したことで少しずつ知名度はあがってきたと思
います。ただ競技内容はスキーやスケートとは異なり「静か」です。どちらか
と言えば囲碁や将棋の対局を見学する気分です。

 

実際にカーリングをしたことがあればわかると思いますが、見た目静かで体力
を使っていないようですが、氷上でのコントロールに相当の筋力を使います。
氷の上で自分の体を支えながらストーンを正確に投げるには、身体を激しく動
かすスポーツと同様、「身体の出力をコントロールする力」が必要です。見た目
の動きは小さくても、立派に「スポーツ競技」といえるでしょう。

 

カーリングの競技内容は、敵味方に分かれて、それぞれストーンをはじき出し
たり、ハウスにいれたりと、将棋や囲碁、チェス競技に通じるようなところが
あります。ただカーリングは競技者が自分の体を使ってストーンを操りますし、
個人プレーではなくチームで戦う競技です。そういう点から見ても将棋や囲碁
とは違いますね・・・。

 

人によっては「マインド」的な部分にのみ注目して、「カーリングはスポーツで
はない」と言います。そういう見方や考え方のために、中世の昔から存在した
にもかかわらずカーリングがスポーツとしてなかなか認知されなかったのではな
いかと思います。今後一般に広がっていくことを期待します。